▶ 生地を伸張した際の温度変化

実際にモデルが着用し、運動による伸縮を繰り返し、編地の表面温度の上昇をサーモグラフィで観測。従来品も同時に同じ観測を行い、２つを比較しました。

▶ 伸張発熱®ストレッチエナジー®とは

『伸張発熱®ストレッチエナジー®』は『ロイカ®』機能糸を使用し、生地を伸張させることで発熱効果を発揮するように設計された素材です。伸張を繰り返す限り、永続的に熱を放出します。

◎ 伸張発熱®ストレッチエナジー®メカニズム（吸湿発熱との違い）

• 伸張発熱®ストレッチエナジー®
  

  ◆ロイカ機能糸（ストレッチエナジー生地）を伸張（引き伸ばす）事によって、摩擦が生じ、 摩擦熱によって永続的に熱が発生します。

• 吸湿発熱（従来品）
  

  人体からの発散される汗などの 水蒸気を、特殊繊維が吸着する時だけ 、熱が発生します。

▶ ストレッチエナジー®は環境に対応します。

• ー ストレッチエナジー®

  ◆ 運動の伸張によって発熱しますが、温度が上昇すると発熱量が低下し、 暑くなり過ぎません 。低温環境下の方がより発熱します。
  ◆ 温度が低下しても、運動すれば再び発熱します。 永続的に発熱します。
  ◆ 着圧によって汗戻りしにくく、ドライな状態を保持しやすくなります。

• ー 吸湿発熱素材

  ◆ 吸湿によって一気に発熱しますが、徐々に温度が低下し、その後は、 生地が完全に乾かない限り、再び発熱することはありません 。
  ◆ 更に、裏起毛の場合は 乾きにくく、汗戻りや汗冷えの要因 になります。